2016年7月16日2021年7月6日 みなさんはスマートフォンにケースや保護フィルムをつけているだろうか。 スマホにケースやフィルムをつけない人たちを「スマホ裸族」というらしい。 かくいうぼくもそのスマホ裸族だ。 iPhoneを愛用するようになって以来、傷がついた時のショックや好きなアーティストのグッズだからという理由でケースやフィルムを購入したことはあるものの、結局長続きせず、すぐに外して裸で使ってしまう。 やっぱりApple製品は、そのままのデザインが一番美しいと思う。 スティーブ・ジョブズは、iPodの外見を損ねるものにはカバーであれ何であれ、非常に敏感に反応するのだ。 私は彼とのインタビューを録音する際に、外付けマイクとiPodを持っていったことがある。“iSkin”という透明プラスチックのカバーをつけたiPodを鞄から取り出した途端、彼は私に名画「モナリザ」に牛の糞をなすりつけた犯罪者を見るような目を向けたのだ。 もちろん私は、繊細なiPodに傷や汚れをつけたくないのだと言い訳したが、彼は聞き入れようとしなかった。 「僕は、傷ついたステンレスを美しいと思うけどね。僕たちだって似たようなもんだろう? 僕は来年には五十歳だ。傷だらけのiPodと同じだよ」 ——出典:スティーブン・レヴィ 『iPodは何を変えたのか』 故・スティーブ・ジョブズのこのエピソードはあまりにも有名だが、Appleに限らず、こういったプロダクトにはデザイナーのセンスや努力が詰め込まれていて、少しでもクールに、少しでも薄く、という思いのもとで設計されているのだろう。 そんな方々にリスペクトを送る意味でも、ぼくは敢えて裸でiPhoneを使っていきたいのだ。 しかし、同じ裸族仲間(なんだか嫌な響きだ)の方々ならおわかりいただけるかと思うが、これがまあ、結構傷つく。 特にディスプレイに関しては、丁寧に扱っているつもりでも日光下など光に当てると小さな傷がいくつもあることがわかる。 手持ちのカメラではうまく写り込まなかったが、実際にはもう少し薄い傷が見られる。 そりゃ裸で使っているのだから傷がつくのは当たり前なのだが、いざ実際に傷を見つけるとやっぱりショックだ。 ジョブズのように「傷だらけでも美しい」と思えるほどの悟りは、ぼくはまだ開けていない。 そもそも、iPhoneのディスプレイには傷や衝撃にとても強いといわれるコーニング社の「ゴリラガラス」が採用されているのに、なぜこんなふうに傷つくのだろうか。 気になったので調べてみると、実に意外な事実が判明した。 ゴリラガラスは砂や埃に弱い科学・テクノロジー系のネタを取り扱うブログ・Technityがまとめている情報によると、ゴリラガラスは確かに優れた強度を誇る一方で、意外にも身近にある砂や埃が天敵なのだそう。 自然界の砂や埃には、石英の破片など非常に硬い物が時々含まれており、それらは体積が小さいぶん衝撃が一点に集中するので、少しずつガラスの表面が傷ついていくらしい。 普段、砂場でスマホを使うシチュエーションはそうないと思うが、たとえば指紋でべたべたになったディスプレイを拭こうとして、Tシャツやジーンズなどの衣服にディスプレイを擦りつけた場合に、衣服に付着していた砂や埃がガラスを傷つけてしまう恐れがあるということだ。 まさにぼくはそうやってiPhoneの画面を拭く癖があるので傷がついてしまったのだろう。 購入当時、スマートフォンのディスプレイには指紋がつきにくいコーティングがされているが、フィルムなしで使っていると、それもだんだんと剥がれ落ちてくる。 指紋まみれのiPhoneは決して美しいとはいえないし、ぼくもいい加減、裸での使用にこだわっていないで、ちゃんとケースやフィルムをつけるべきなのかもしれない。 もしつけるとしたら、やっぱりiPhone本体のデザインを損なわないクリアケースと丈夫なガラスフィルムを選ぶだろうと思う。 ちなみに、「スマホ裸族」という言葉から、ケースやフィルムは「服」にあたると思うのだが、「じゃあ下着は?」と思って調べたら見つかったので、最後にそのリンクを貼っておく。 友達などにネタとしてプレゼントにあげると、ちょっとだけ笑いをとれるかもしれない。 強迫性障害でスマホの傷が気になる人へ【対策】Contents
強迫性障害でスマホの傷が気になり、1日中それに憑りつかれて困っているという相談を受けることが私は多々あります。 ↑このようなあからさまな傷を指すのではない そのスマホの傷というのは、買ったばかりの新品のスマホに普通の人には目を凝らさないと見分けがつかないほどの極めて微細な傷または傷のようなモノだといいます。 今回は過去の私の体験談を含めて、強迫性障害でスマホの傷が気になったという事例を挙げるとともに、その対策法を記述致します。 何故、強迫性障害でスマホの傷が気になるのか?~不完全恐怖という病理~強迫性障害特有の過剰なこだわり、ことに不完全恐怖といわれる症状であると考えられますが、過去の私自身、似たような症状の経験がございます。 過去の私は強迫性障害だけでなく様々な重い神経症に苦しめられましたが当然この不完全恐怖も存在しておりました。 不完全恐怖とは?不完全恐怖とは、 筋トレを行って腹筋が割れているが、腹筋の6パックが左右対称でないと絶対に許せないですとか、 勉強をしている時、自分が決めたセクションを終わらせない限り自分と折り合いがつかなくなる・・・・・・といった過度の行き過ぎた完璧主義に四六時中苦しめられる症状を主に指します。 過去の私の体験談~スマホに対する不完全恐怖~どういう経験であったか内容を時系列風に箇条書きで記述します。 ⑴:携帯電話を買う という感じでした。 スマホの傷が気になり過ぎて、それで疲れてしまっている強迫性障害の人は多く存在する印象を受けますが、 根本的対策法:〇細かいことを気にならないような脳の機能状態を獲得すること具体的な例を出せば、例えば脳内のリラックスに深く関わる神経伝達物質GABA(γアミノ酪酸)の量を増加させる手筈を取ります。 GABAが増えると細かいことはどうでもいいと自然と思えるようになりますが、強迫性障害の方ではこのGABAという神経伝達物質が脳内で過度に欠乏していることが報告されております。 GABAを増やすための方法はこちらの幣ブログ記事を参考下さい。 (参考:) 注意点:精神論は無意味です。 補完的対策法:物理的にスマホ自体に事前に施すべき対策法としては、誰しも思いつくことだと思いますが、 自分で行うのが難しいようであれば、お店の人に頼まれることを推奨します。(相手はプロですのでその程度の作業はお茶の子さいさいでしょう) まとめ強迫性障害でスマホの傷が気になる人は、 ⑴:根本対策としては、細かいことが気にならない脳の機能状態を獲得する この2点の徹底が対策になります。 スマホの傷が気になる人は強迫性障害のうち不完全恐怖の症状を抱えている蓋然性が高いです。 当ブログには強迫性障害を自力で克服するのに必要不可欠な情報が網羅されておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。 〇強迫性障害を自力で克服 (←ブログ記事一覧へ戻る) (Visited 1,935 times, 4 visits today) |