AWS社よりAmazon RDS for Oracle 12.1.0.2と12.2.0.1のサポート終了のお知らせが出ています。 Show
■サポート終了日 ・Oracle12.1.0.2の場合 ・Oracle12.2.0.1の場合 サポート終了日以降は対象バージョンのCritical Patch Update が Oracle サポートからリリースされなくなります。合わせて、Amazon RDS for Oracleでもサポートが終了となります。 ■バージョンアップしないとどうなるか?Amazon RDS for Oracle 12.1.0.2 廃止のタイムライン( BYOL と LI の両方が対象) 現在 – 2022 年 7 月 31 日 – 12.1.0.2 の DB インスタンスを選択したバージョンに手動でアップグレードすることができます。 Amazon RDS for Oracleによる12.2.0.1 廃止のタイムライン(BYOLとLIの両方が対象) 現在 – 2022 年 3 月 31 日 – 12.2.0.1 の DB インスタンスを選択したバージョンに手動でアップグレードすることができます。 ※自動アップグレードの際に、メール通知などはないので注意が必要です。 ■19cのタイムラインは2024 年 4 月 30 日: Oracle Database 19c のPremium Supportが終了します。 ■Oracle 19cにアップグレード時の注意点アップグレード後、19c のオプティマイザによるプランの変更により、SQL 文が予期せぬ動作をした場合は、OPTIMIZER_FEATURES_ENABLE パラメータを使用することで、12c オプティマイザの動作を保持することができます。 また12.1.0.2 と 12.2.0.1 のエンジンバージョンの廃止による使用中の Reserved Instanceの影響はありません。 アップグレードについては、こちらの手順をご確認をお願いします。 AWSをご利用いただくには、直接契約するより断然お得。 Oracle Databaseデータベース・アップグレード・ガイド, 19c F16191-13 Copyright © 1996, 2022, Oracle and/or its affiliates. 原本著者: Douglas Williams 原本協力者: Drew Adams、Pablo Sainz Albanez、Frederick Alvarez、Yasin Baskan、Subhransu Basu、Rae Burns、Rhonda Day、Mike Dietrich、Joseph Errede、Daniel Overby Hansen、Yuan Hao、Subrahmanyam Kodavaluru、Jai Krisnani、Cindy Lim、Valarie Moore、Byron Motta、Satish Panchumarthy、Geetha Ravi、Carol Tagliaferri、Hector Vieyra この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。 こんにちは、菊池です。 Oracle Database のマネージドサービスである、Amazon RDS for Oracle で11gから12cへのメジャーアプグレードがサポートされました。
11gを利用しているシステムから、数クリックで12cへのメジャーアップグレードが可能です。 アップグレードパスサポートされるアップグレードパスは以下の通りです。
11.2.0.4以外の場合は、一度11.2.0.4.v9にアップグレード後、さらに12.1.0.2.v5へのアップグレードという2ステップが必要です。 SE/SE1ライセンスの注意11g でStandard Edition (SE) または Standard Edition One (SE1) を使用していた場合には注意が必要です。アップグレード先の12.1.0.2ではSE/SE1がサポートされず、Standard Edition Two (SE2)を使う必要があります。 ライセンス込みでRDSを利用していた場合には自動でSE2に変更されますが、BYOLの場合にはSE2ライセンスを調達する必要がありますのでご注意ください。
やってみた実際にアップグレードをやってみました。 Oracle SE One(ライセンス込み)、11.2.0.4.v9のインスタンスをアップグレードします。 インスタンスの操作から、変更を選択します。 DBエンジンのバージョンから、Oracle 12.1.0.2.v5を選択します。 今回はテストなので、すぐに適用にチェックを入れます。 確認画面です。パラメータグループも12.1のものに変更されます。 実行すると、ステータスがアップグレードとなります。 今回の構成では30分程度で利用可能になりました。エンジンがOracle SE Two 12.1.0.2.v5 になっています。 パラメータグループが再起動の保留中となっていますので、再起動します。3分程度で再起動が完了し、全てのステータスが同期中になりました。 まとめいかがでしたでしょうか。 オンプレやEC2にインストールしたOrace Databaseでは、数時間かけて実施するメジャーアップグレードも、RDSであれば数クリック、数10分で完了させることが可能です。 注意事項
Amazon RDS for Oracle 19cのサポート期限は?19c: Oracle Database 19c の Premier Support は 2024 年 4 月 30 日、Extended Support は 2027 年 4 月 30 日に終了します。
Oracle 12c 19cのサポート期限は?[19c] ES期間が当初の~2026/3/31から13ヵ月延長されました。
RDS Oracle 12cのサポート期限は?これは RDS for Oracle では 11.2.0.4 が該当します。 12c (12.2.0.1) は2020年11月末で本来サポートが終了する予定でしたが「Limited Error Correction(限定的なエラー修正)」が提供されることになり、EOSは2022年3月31日となりました。
RDS for Oracleのサポート期限は?Oracle社は、Oracle Database 11.2.0.4 のサポートを、2020/12/31に終了することを発表しています。 RDS for Oracle 11g では、BYOLのEE, SE, SE1について、同様に 2020/12/31 で終了となります。
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