Google フォトは写真や動画の管理にぴったりのサービスです。保存した写真や動画は自動的に整理され、簡単に共有できます。
- 「写真アプリとして今これ以上のものは考えられません」The Verge
- 「Google フォトは使ったら手放せなくなります」Wired
公式の Google フォト アプリには、共有アルバム、クリエイティブの自動作成、高度な編集スイートなど、撮影した写真や動画の管理に欠かせない機能が用意されています。また、すべての Google アカウントで 15 GB の保存容量を利用できるほか、「高画質」または「元の画質」で写真と動画を自動的にバックアップすることも可能です。写真や動画にはインターネットに接続したデバイスと photos.google.com からアクセスできます。
公式アプリでは以下を利用できます
15 GB の保存容量: 15 GB 分の写真や動画を無料でバックアップし、あらゆるデバイスや photos.google.com からアクセスすることができます。ファイルは安全に保管され、自分以外の人に公開されることはありません。2021 年 6 月 1 日より前に高画質でバックアップするすべての写真や動画 Google アカウントの保存容量を使用しません。
デバイスの空き容量を増やせる: スマートフォンの空き容量を気にする必要はもうありません。写真をバックアップしておけば、デバイスから削除しても Google フォトに残ります。削除する場合はワンタップで簡単にデバイスのストレージから削除できます。
クリエイティブの自動作成: 写真から自動作成されるムービー、コラージュ、アニメーション、パノラマなどを楽しんだり、自分で簡単に作成したりできます。
使いやすい編集機能: タップするだけで写真を簡単に加工できます。シンプルかつ多機能な編集ツールで、自動認識機能のあるフィルタや明るさ調整などを写真や動画に施せます。
共有候補: 共有候補機能を使えば、写真に写っている友だちと簡単にその写真を共有できます。同じように、友だちもあなたの写真を追加できるので、わざわざ自分が写った写真を探さずにすみます。
高速で充実した検索機能: 撮影した人物や撮影場所、被写体をもとに写真を検索できます。検索のために写真に説明やタグを付ける必要はありません。
リアルタイム共有アルバム: 見たい人物やペットを選択するだけで、その対象が写った写真がアルバムに自動的に追加されます。手動で更新する必要はありません*。
フォトブック: フォトブックはスマートフォンやパソコンから数分で作成できます。旅行や一定の期間からのベストショットをもとに、フォトブックの候補を表示することもできます*。
Google レンズ: 写真の中の説明できないようなものを直接写真から検索したり、写真をもとに操作を行ったりできます。テキストのコピーや翻訳、動物や植物の種類の特定、カレンダーへのイベントの追加、オンラインでの商品の検索など、さまざまな操作が可能です。
写真をすぐに共有: 連絡先のユーザー名、メールアドレス、または電話番号を指定して写真をすぐに共有できます。
共有ライブラリ: 信頼できる人にあなたのすべての写真へのアクセスを許可できます。
Google One にご登録いただくと、写真や動画を元の画質で保存できるように Google アカウントをアップグレードすることもできます。サブスクリプションは月額 $1.99(100 GB)からご利用いただけます(米国の場合)。Google One のご利用可否や料金は地域によって異なる場合があります。
- Google One 利用規約: //one.google.com/terms-of-service
- One Google 料金設定: //one .google.com/about
その他のサポートが必要な場合は、//support.google.com/photos をご利用ください。
Google フォトは Wear OS を搭載した Google Pixel Watch でもご利用いただけます。お気に入りの写真をウォッチフェイスとして設定できます。
*フェイス グルーピング、リアルタイム共有アルバム、フォトブックは一部の国ではご利用いただけません。
Androidスマホには、Googleフォトがプリインストールされているため利用している方も多いのではないでしょうか?
無料で利用することができ自動アップロードする機能がついているため、万が一のときのバックアップとしてや、本体の容量確保するために利用することができます。
今回は、AndroidスマホでGoogleフォトの写真が消えた、表示されない原因と対処法をご紹介いたします。
目次
- 1 Googleアカウントでログインする
- 2 ログインしているアカウントを変更する
- 3 アップロードされていない
- 4 間違えて削除した
- 5 アーカイブに保存されている
- 6 ロックされたフォルダに保存されている
- 7 アプリを再起動する
- 8 インターネットの接続状態を確認する
- 9 保存容量の上限を超えている
- 10 万が一に備えて複数の場所にバックアップをとっておこう
Googleアカウントでログインする
Googleフォトの写真が表示されないときは、Googleアカウントにログインしていない可能性があります。
ログイン状態を確認し、ログアウトされている場合は再ログインをしましょう。
Googleフォトアプリを起動した後、右上に人型のアイコンが表示されている場合は、「ログインアカウントなし」の状態です。
今回の動作確認は、Galaxy A53 5G(Androidバージョン:12、One UIバージョン:4.1)、Googleフォト(アプリバージョン:6.8.0.475691616)で行っております。
Googleフォトにログインする
- Googleフォトアプリを開く
- 右上の「アカウント」アイコンをタップする
- ログインするGoogleアカウントを選択する
- 「バックアップをオンにする」をタップする(バックアップが不要な場合は「バックアップをしない」をタップ)
- バックアップオプションの選択画面で「元の画質」もしくは「保存容量の節約画質」を選択し、「確認」をタップする。
ログインしているアカウントを変更する
Googleフォトが表示されないときは、別のGoogleアカウントに保存されてしまっているかもしれません。
複数のアカウントを利用している場合は、Googleアカウントを切り替えてログインしなおしてみましょう。
Googleフォトにログインする
- Googleフォトアプリを開く
- 右上の「アカウント」アイコンをタップする
- ログイン中のアカウントをタップする
- 変更するGoogleアカウントを選択する
ログインをしなおした後、フォトの項目に写真が表示されるようになったか確認してみてください。
アップロードされていない
Googleフォトに写真が表示されないときは、写真がクラウドにアップロードされていない可能性があります。
Googleフォトの自動アップロードの設定がオンになっているか確認してみましょう。
自動アップロードの設定をオンにする
- Googleフォトアプリを開く
- 「アカウント」アイコンをタップする
- 「バックアップをオンにする」をタップする
- 「元の画質」もしくは「保存容量の節約画質」のいずれかを選択し、「確認」をタップする
「Wi-Fiを利用できないときはモバイルデータ通信を使用する」の項目は、モバイルデータ通信量が大幅に増えてしまうためスイッチはオフのままにしておくことをおすすめします。
また初期設定では、一部のフォルダしか自動アップロードの対象になっていない可能性があります。
ライブラリの項目で、フォルダごとの自動アップロード設定を確認し、必要に応じて自動アップロードの設定をオンにしましょう。
フォルダごとに自動アップロードの設定をする
- Googleフォトアプリを開く
- 「ライブラリ」をタップする
- 「すべて表示」をタップする
- 自動アップロードしたいフォルダを選択する
- 「バックアップと同期」のスイッチをタップしオンにする
Wi-Fi未接続時などで自動アップロードできない場合は、手動で写真をアップロードしましょう。
手動でアップロードする
- Googleフォトアプリを開く
- 「フォト」をタップする
- アップロードする写真を選択する
- 「アップロード」アイコンをタップする
間違えて削除した
Googleフォトから写真きえてしまったときは、写真を間違えて削除してしまっているかもしれません。
バックアップ済みのデータは削除してから60日以内(バックアップしていないデータは30日以内)の場合はゴミ箱フォルダに写真が残っている可能性があるため確認してみましょう。
ゴミ箱にまだ写真が残っていた場合は、復元することが可能です。
ゴミ箱の写真を復元する
- Googleフォトを開く
- 「ライブラリ」をタップする
- 「ゴミ箱」をタップする
- 復元したい写真を選択する
- 「復元」をタップする
日数が経過してすでに自動削除されている場合や、ゴミ箱から完全に削除してしまった場合は、復元することができなくなるため注意しましょう。
アーカイブに保存されている
Googleフォトで一部の写真が表示されていないときは、アーカイブに保存されてしまっている可能性があります。
アーカイブは、常に表示しておく必要がない写真を非表示にして、整理をするための機能です。
ゴミ箱とは違い自動削除されることはなく、検索をすると該当の写真は表示されます。
アーカイブフォルダに消えてしまった写真が保存されているか確認し、必要に応じてアーカイブの解除をしましょう。
アーカイブを解除する
- Googleフォトアプリを開く
- 「ライブラリ」をタップする
- 「アーカイブ」をタップする
- 解除したい写真を選択する
- 「メニュー」アイコンをタップする
- 「アーカイブを解除」をタップする
ロックされたフォルダに保存されている
Googleフォトで一部の写真が表示されないときは、ロックされたフォルダに保存されている可能性があります。
ロックされたフォルダに写真があるか確認し、必要に応じてフォルダを移動しましょう。
ロックされたフォルダから移動する
- Googleフォトを開く
- 「ライブラリ」をタップする
- 「ユーティリティ」をタップする
- 「ロックされたフォルダ」をタップしロックを解除する
- 移動する写真を選択する※
- 「移動」をタップする※
- 「移動」をタップする※
※セキュリティポリシーにより画面キャプチャ不可
アプリを再起動する
Googleフォトで写真が表示されないときは、アプリの一時的な不具合の可能性があります。
一時的な不具合の場合はアプリの再起動をすることで改善するかもしれません。
アプリを再起動後、写真が表示されるようになったか確認してみましょう。
Googleフォトアプリを再起動する
- Googleフォトアプリのアイコンを長押しする
- 「詳細」アイコンをタップする
- 「強制終了」をタップする
- 「OK」をタップする
- 「起動」をタップする
インターネットの接続状態を確認する
Googleフォトの写真はクラウドに保存されているため、インターネットに接続されていないことが原因で表示ができない可能性があります。
モバイルデータ通信の設定や、Wi-Fiの設定がオンになっているか確認してみましょう。
モバイルデータ通信をオンにする
- 本体設定を開く
- 「接続」をタップする
- 「モバイルネットワーク」をタップする
- 「モバイルデータ」をタップしスイッチをオンにする
Wi-Fiの設定をオンにする
- 本体設定を開く
- 「接続」をタップする
- 「Wi-Fi」のスイッチをタップしオンにする
- 接続状態を確認する
保存容量の上限を超えている
Googleフォトの保存容量の上限を超えていると、写真などのコンテンツが削除されてしまう可能性があります。
Googleアカウントではフォトアプリも含め、無料で15GBの保存容量を利用することができます。
保存容量を超過してしまった場合は、不要なデータを消去し空き容量を増やすか、保存容量の追加購入が必要です。
もし空き容量を超過した状態が2年以上経過しており、空き容量を増やすための対策をとらなかった場合は、Googleアカウントのクラウドに保管されているデータがすべて削除される可能性があります。
削除の対象となる場合は3か月以上前に、該当のアカウントに通知やメールが届きます。
15GBを超える分の写真が削除されているときは、Googleからメールが届いていないか3か月以上前までさかのぼって確認してみましょう。
詳細は「Google ストレージの動作について」をご確認ください。
万が一に備えて複数の場所にバックアップをとっておこう
AndroidスマホでGoogleフォトの写真が消えた、表示されない原因と対処法はわかりましたか?
Googleフォトは自動で写真がアップロードできるためとても便利なアプリです。
ただGoogleフォトに入っているから安心していると、クラウド上でトラブルがあったときにデータが消えてしまう可能性があります。
どうしても消えると困る大切な写真は、クラウド以外にもPCやSDカードなど複数の場所にバックアップをとっておきましょう。